兵庫県姫路市でオフィス環境作りをサポートしているワンステップです。

新型コロナウィルスの感染拡大防止対策の１つとして、いま注目を集めているテレワーク。

今後、導入を検討されている企業様もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな中小企業事業主の皆さまへ朗報です！

現在、厚生労働省で推進している「時間外労働等改善助成金（テレワークコース）」というのがあるのは、ご存知でしょうか？

※平成３１年度（令和元年度）の受付は終了しました。令和２年度については、令和２年４月に受付開始予定です。
※令和２年４月１日以降は「働き方改革推進支援助成金」に名称変更予定。

これからテレワーク導入を検討されているお客様に、とてもお役に立つ助成金制度になりますので、本日は助成金の概要をご紹介したいと思います。

時間外労働等改善助成金（テレワークコース）概要

支給対象となる取組

テレワークの導入・実施に関して、以下の取組をいずれか1つ以上実施しなければいけません。

□テレワーク用通信機器（※）の導入・運用

※パソコン・タブレット・スマートフォンの購入費用は対象となりません。

□就業規則・労使協定等の作成・変更

□労務管理担当者に対する研修

□労働者に対する研修、周知・啓発

□外部専門家（社会保険労務士など）による導入のためのコンサルティング

支給額

支給対象となる取組の実施に要した費用のうち、下の「対象経費」に該当するものについて、成果目標の達成状況に応じて助成してもらえます。

■対象経費：謝金、旅費、借損料、会議費、雑役務費、印刷製本費、備品費、機械装置等購入費、委託費

※契約形態が、リース契約、ライセンス契約、サービス利用契約などで「評価期間」を超える場合は、「評価期間」の間の経費のみが対象となります。

■助成額：対象経費の合計額×補助率（上記の額を超える場合は上限額※）

※「1人当たりの上限額」×対象労働者数　又は「1企業当たりの上限額」のいずれか低い方の額

■補助率：成果目標の達成→3/4　未達成→1/2

■1人当たりの上限額：成果目標の達成→20万円　未達成→10万円

＜支給額の例＞

労働者100人の企業で、総務・経理部門５人に1人当たり30万円の機器を導入する場合

・所要額：30万円×5人＝150万円

★成果目標達成の場合→20万円×5人=100万円を助成

☆成果目標未達成の場合→10万円×5人＝50万円を助成

成果目標と評価期間

上記記述の通り、この助成金制度は『成果目標』の達成状況に応じて支給額が変わります。

さまざまな取組を実施するにあたっては、以下の「成果目標」を全て達成することを目指しましょう。

【成果目標】

①評価期間に1回以上、対象労働者全員に、在宅またはサテライトオフィスにおいて就業するテレワークを実施させる

②評価期間において、対象労働者が在宅またはサテライトオフィスにおいてテレワークを実施した日数の週平均を、1日以上とする

③年次有給休暇の取得促進について、労働者の年次有給休暇の年間平均取得日数を前年と比較して4日以上増加させる、又は、所定外労働の削減について、労働者の月間平均所定労働時間数を前年と比較して5時間以上削減させる

【評価期間】

上記「成果目標」を達成したかどうかは、事業実施期間中の、1か月から6か月の期間で設定する「評価期間※」で判断します。

※評価期間は申請者が事業実施計画を作成する際に自ら設定します。

ご利用方法

本助成金について、対象となる中小企業事業主の範囲や、実際のお申込み方法などについては、下記、厚生労働省HPをご参照ください。

時間外労働等改善助成金（テレワークコース）

まとめ

いかがでしたでしょうか。

〇社員の育児や介護と仕事の両立を支援したい

〇社員の通勤負担を軽減したい

〇ワーク・ライフ・バランスを推進して社員のやる気をアップさせたい

〇優秀な人材を確保したい

そのような経営上の課題も、テレワークを導入することで改善できると思います。

是非今回ご紹介させて頂いた助成金制度のご活用もご検討頂ければ幸いです。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。