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オフィスレイアウト設計のポイント

オフィスレイアウト設計を行う上で注意すべきポイントを下記にまとめています。オフィスレイアウト設計の際にご活用ください。

• １．必要なスペースをリストアップするオフィスレイアウト設計は、新オフィスにどのようなスペースが必要かをリストアップするところから始まります。オフィスに必要なスペースのリストアップができたら、オフィスレイアウトを作成するために、各スペースが何か所必要か？広さはどれくらい必要か？を検討していきます。

  オフィスに必要なスペースの例

  ・執務室

  ・ミーティングスペース

  ・セミナールーム

  ・休憩室

  ・受付、エントランス

  ・社長室

  ・面談室

  ・資料室

  ・待合室

  ・応接室

  ・食堂

  など…

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• ２．各スペースの配置場所を確定するオフィスに必要なスペースを洗い出した後は、それぞれのスペースの配置を決めていきます。この作業をゾーニングといいます。ゾーニングの際には、オフィス空間は4つのゾーンに分けると配置を決めやすくなります。

  ゾーン①

  来客が利用するスペース（待合スペース）

  ゾーン②

  社員・来客が共に使用するスペース（応接室、ミーティングスペース、喫煙ルーム）

  ゾーン③

  社員が利用するスペース（執務室、会議室、食堂、リフレッシュルーム）

  ゾーン④

  特定の社員が利用するスペース（社長室、サーバールーム）

  ※オフィスの出入口から①から④の順番でスペースの割り振りを行いレイアウトを設計します。

  
• ３．社員が働きやすい執務室の広さを考える執務スペースは仕事の中心となる最も滞在時間が長いスペースです。働きやすいオフィス環境作りをするにあたって、執務スペースに十分な広さを確保することは重要です。適切な執務スペースの広さを決めるにあたって「従業員一人当りの執務スペース」を参考にしましょう。
  
  執務スペースの面積（㎡） ÷ 社員数（人）

  一般的に、従業員1人当たり6㎡のスペースが必要とされています。この指標は、執務室の広さに対して、最適な人数であるかを図ることができます。例えば、執務スペースが90㎡、従業員15名の場合は「90（㎡）÷15（名）＝6㎡／名」となり、この執務室は従業員の人数に対して適切な広さを確保しているということになります。上記の指標を意識して、オフィスレイアウトを作成してください。
• ４．オフィス家具の配置場所を確定させる執務室の広さが確定した後は、オフィス家具を最適な位置に設置するために、オフィスの通路幅を確定させましょう。オフィスの通路幅が狭いと従業員がすれ違う際にぶつかってしまったり、キャビネットや扉を開閉できず従業員にストレスを与えてしまいます。オフィス家具や壁の位置関係によって最適な通路幅は違います。次の目安幅を参考にして通路幅を決めましょう。
  
• ５．オフィスレイアウト設計の最終確認オフィスレイアウト設計をひと通り終えたら、オフィスを安全かつ快適に使用するために必ず確認していただきたいポイントを3つ下記にまとめています。

  • ①キャビネット棚と扉のドアの開閉が問題なく行えるか
  • ②オフィス家具を電源コンセント接続の妨げになる位置に設置していないか
  • ③窓際にあるオフィス家具や什器が適切な高さのものであるか

  オフィスレイアウト設計の最終確認として、上記のポイントを必ず確認してください。